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 現代は情報過多の時代であり、われわれは、情報の洪水のなかにまさにおぼれようとしているの
である。その果てしなくつづく情報のなかから、必要なものを間髪いれずにつかみとるのは、もは
やカンという能力しかないのである。
 ただ、この部長のやり方は、あまりにもプリミティヴである。この人が占術を知ったら非常な興
味を持ち、おそらく長足の進歩をするであろう。
 あなたも、占術をそのような目的に使ってみることもできるのである。人生の大事な吉凶成否
を、占術などという不確かな方法で決定して行動するなどおろかなことだともしもあなたが思って
いたとしても、占術にはそういう応用のしかたもあるのである。カンが悪く、常識がなく、教養の
ひくいものは占術はあないのであいや呂
 考えてみれば、現実だって、易の卦のようなものである。現実の表面に出ているものはほんの
部にしかすぎない。現実とは断片の連続だ。それをわれわれはつなぎ合わせて判断しているだけで
ある。
 占術における卦は、ある瞬間の断片を凝縮して示してくれるのである。それは卦(という象徴)
を素材として、情報を読みとり未来を予測する訓練である。古代人の生み出したこの驚嘆すべきす
ぐれた智恵を、そのようなかたちでわが生活にとり入れることこそ、まさに、知的生活というべき
ものではなかろうか。

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