四段掛け 二黒土星(じこくどせい)


乾官にいて二黒か掛かるのは、住所安定せず。諸事、剱囁(くいちかい)して苦労す。多くは自
分の怠慢からものごとか紛糾するのである。
家督、別家、分家、または兄弟との争いあり。
色情の悩みあり。
諸事、気なかく努力することか肝要である。


兌吉にいて二黒か掛かるのは、なんとなく連気よいように見え、あれこれと手を出し、心身
ともに忙しがるべし。ただし、表面に見えるほど内実よろしからず。
諸事、柔和になすかよい。強気に出て急速に事をなすと、必ず失敗する。
金蝕問題、女性問題の悩みは、一時終息するも、ふたたび起きる。
近親に仏事あるべし。

艮官にいて二黒が掛かるのは、因循していて、時機を過つことあり。もっとも、土地、住所ま
たは業務の変更は、愈度決定か困難であろう。本命星か震官にまわったときに定まることに
なろう。
兄弟、親戚、友人と争いあり。
病気は遺伝性のものである。

離官にいて二黒か掛かるのは、自分の力量以上のことを企てたか、あるいはあまり派手にし
過ぎて困難しているのである。
他人に悪評立てらるることあり。
依頼ごと、掛け合いごとは、あまり表面を飾りすぎて、かえって枯果わるし。
はじめ良好に逸んだことは、終局、凶に終わる。

次官にいて二黒か掛かるのは、家庭の紛糾、官辺の心配ごと、または一人で多数の人と争う
ので人により、身の置きどころのないほどの困難・に過う(他の掛け、五行の相冠・相生をよく
見よ)。
家庭内の病人その他憂慮のこと多し。
長病は死す。
死霊のさわりあり。宅地内をよく調べる必要あり。

坤官にいて二黒か掛かるのは、なにごともあまり大事をとりすぎて、成就延引する。
住所、身分、業務の変更は、光へ延ばすかよし。すぐに決定せず様子をみよ。
小利は得られるか大利は祷難い。
五十章以上の人の痢気は快復に向かうか、年着の人の病気はますます重くなる。
近親に行方不明か、麦死者あり。虞仏除災のこと必要なり。

震吉にい’て二罵か掛かるのは、いりたん廃止したことを、ふたたび企てることになるかたち
あり。この鳩會ただちに進めて吉。
依頼ごと、掛け會いごとは、幾度も根気よく足を遍ぺぱ成就する。ただし、一時にあれこれと
手を出すと、全部失敗する。
色情の怨恨あり。
東方に悪いさわりあり。

巽宮にいて二黒か掛かるのは、ものごとすべて先行きのみを考え、足もとをおろそかにする
ところあり。これを戒めて着実になせば成就するかたちである。
住所や仕事を幾度も糞えた人である。
口先は強いか、内実屑し。
病気しだいに重くなる。
母かたの心配あり。

中宮に座してニ黒か掛かるのは、この人、気違い多くて損失をうけたか、気位たかくして交
際しにくい人である。
仕事の面でも家庭の酉でも、心配ごと多く、諸事、思うことの十分の一も成就し難い時であ
る。しばらく時期を待つをよしとする。
長府は死す。