四段掛け 九紫火星(きゅうしかせい)2



九紫掛り

 乾 宮
 乾宮にいて九紫が掛かるのは、自分の力以上のことを仕出かして困難するか、または、出費のみ
多くして、その事成就しないのである。
 他人の忠言をこばんで失敗する。
 近親に変死者あり。
 薬違い、診立て違いにて、病い重くなる。
 長病は死す。
 兌 宮
 兌宮にいて九紫が掛かるのは、性質強情で、人が右といえば左、左といえば右という偏屈の人な

 願望は、大なることを捨て、小なることを望めば意のごとく運ぶ。
 女性関係の悩みあり。家庭の紛糾、依頼ごと、掛け合いごと等、すべて下手に出ておだやかに事
を運べば、調う 病人は診立てちがいにて烈しくなる。
 艮 宮
 艮宮にいて九紫が掛かるのは、大なることを企てて失敗し、身分さがりたる人なり。気に落ちつ
きなく、家族仲、円満ならず、心のさびしい人である。
 よく働くが、大きな成功とげ難い。
 居所、変わる。
 家相悪しくして病人できる。一時直るも、再発して重くなる。
 離 宮
 離宮にいて九紫が掛かるのは、外見、しっかり者のようであるが、移り気で、なにごともロほど
のことなし。
 訴訟、手形証文等にかかわる紛糾、また、官術にかかわることで驚くことあり。
 色情の難あり。                                 。
 女の怨恨あり。
 長病は死す。

 玖 宮
    
 次宮にいて九紫が掛かるのは、目下困難支障多く、なにごともまとまり難い。ただし、信仰する 2
神仏を念じて誠意をつくし努力すれば、道ひらいて、事成就に至るべし。
 包親の心配ごと、または病人あり。
 坤宮にいて九紫が掛かるのは、僥倖を頼んで、見こみのないことに進もうとする意あり。穏順
にして智恵ある人にしたがいて、道ひらく。
 病気は昂進して危篤なり。
家庭不和、心配ごと絶えず。             ’
住所、業務、変更しなければならぬことが起きるが、実行し難い。
長病は死す。                      ’

坤 宮                           一
 坤宮にいて九紫が掛かるのは、僥倖を頼んで、見こみのないことに進もうとする意あり。穏順
にして智恵ある人にしたがいて、道ひらく。
 病気は昂進して危篤なり。


震 宮
震宮にいて九紫が掛かるのは、瘤癩つよく、短気わがままにて、他の怨恨を受く。
業務住所の心配あり。
掛け合いごと、依頼ごとは、他の妨害があるが、根気よく進めれば成就する。
家庭不和、女性問題起きる。
病気は長びいて容易に治せず。
 巽 宮
 巽宮にいて九紫が掛かるのは、業務、住所など、変更したい心があるが、思うように運ばない。
 家庭不和、ことに親子の衝突あり。
 諸事まとまる前に、一揉め、二揉めあるなり。当然まとまることでも揉めるなり。心おだやかに
すすめよ。
 相談ごと、掛け合いごとは、間に人を介れて成就する。
 仏のさわりにて病人できる。
中 宮
中宮にいて九紫が掛かるのは、心に落ちつきなく、ために諸事、まとまり難し
親しき者、身近の者と離れることあり。
業務、住所など、変更したい気分あるも、実行し難い。
病いは一時快方に向かうが、油断できない。多くは死病である。
近いうちに驚きごと出来す。